こんにちは。昨晩は雪が降ると聞いて心配しましたが、ACMの近隣は結局雨だけで済みました。花壇に残っていた雪も雨のおかげで随分溶け、そろそろなくなるのかと思うと、不思議と寂しく感じるものです。
さて今日は、「最近観たテレビ番組のご紹介」というお話です。
ここ最近すっかりCFRPの話がごぶさたで、読者の皆様には大変申し訳ないと思っております。どんな製品を作っているのかいろいろ紹介したいのですが、各お取引先様の「秘密」な製品が多いため、公開出来ないのが残念です。
そうなると、このブログのタイトルにもある通り、日々の出来事をだらだらと書くことになるわけで、平凡な日々を振り返った結果、今日は最近観たなかで興味深かったテレビ番組をご紹介します。
1.大人のピタゴラスイッチ ちょいむず
NHK Eテレにて年明け早々に放送されていました。主な内容は
・アルゴリズム(マージソート、クイックソートなどを含む)
・レイヤー
で、簡単に説明しようとすると意外と難しいのですが、それをわかりやすく伝えていてとても勉強になりました。個人的には、金網をつくる機械の映像が、出来た製品とそれをつくる機械の動きに意外性があって印象に残りました。ちなみに、そのテーマ曲でもある「ねじねじの歌」はしばらく頭から離れなくなるので要注意です。
2.大人のピタゴラスイッチ かなりむず
同じくNHK Eテレにて、1よりも更に難易度を上げ(といってもわかりやすく)、放送されていました。主な内容は
・機構(歯車、カム、リンクなど)
・認知科学
で、特に前半は製造業に携わる者なら思わず見入ってしまいます。呼び鈴、ワイパー、扇風機など、身近な製品を取り上げて、どんな仕組みで動いているのかを紹介しており、単純な機構の組み合わせからなる動きの多様さに、「だからものをつくるって面白い!」と改めて実感しました。
3.SANAA 建築の冒険
1月19日(土)にNHK総合にて放映されたドキュメンタリーです。世界で活躍するSANAAこと妹島和世氏と西沢立衛氏のユニットがこれまで手がけた様々な建築が登場します。以下ネタバレで恐縮ですが、フランスのルーブル美術館新館のコンペでは日本のSANAAが勝ち、イギリスを拠点に活動するザハ・ハディド氏は負け、日本の新国立競技場のコンペではザハ・ハディド氏が勝ち、SANAAは涙を呑む・・・選考者が求めるものを外れることなく、いかに斬新なアイデアを提案することの難しさ、ひいては現在を活かしながらも未来をたぐり寄せる巧みさが要求される建築家へのプレッシャーの大きさを感じました。
説明する力、そして説得する力。新しいものをつくるには特に要求される力かと思います。ACMに日々舞い込む開発案件に対し、よりわかりやすく、より納得してCFRPをお使いいただけるようこれからも努力していこう、とテレビを観ながらそんなことを考えました。
CFRP製品にご興味・ご関心のある方、ぜひ一度弊社へお問い合わせ下さい。
「CFRP 加工」のエーシーエム