こんにちは。CFRPの成形は、巻いたり、重ねたり、焼いたり、固めたり・・・と、料理に似ているところがあります。
というわけで今日は、「成形炉でピザを焼かないか?」というお話です。
ACMには3mx3mの板が成形出来る大きなオーブンがあります。オートクレーブではありません。ピザを焼くときに使う、あのオーブンを想像して下さい。そこで、ACMにある大型オーブンで仮にφ25cmのピザを焼くとしたら何枚焼けるのでしょうか。
300cm÷25cm/枚=12枚
12枚×12列=144枚
なんと144枚!隙間なく焼く計算なので、全部のピザがくっついてしまうわけですが・・・。
ちなみに、ピザを焼く温度は250℃程度かと思いますが、CFRPの場合は通常130℃です(耐熱型樹脂の場合は180℃やそれ以上のこともあります)。こう見ると、意外とCFRPは低い温度で成形されていると感じませんか?
クッキングシートのかわりに離型フィルムを使えば定盤にもくっつかないし、いつかこの大型オーブンでピザを大量に焼いて、ピザパーティーが・・・出来ないか、やっぱり。
CFRP製品にご興味・ご関心のある方、ぜひ一度弊社へお問い合わせ下さい。
炭素繊維強化プラスチックを材料設計から一貫した製品作り
「CFRP 加工」のエーシーエム
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