こんにちは。今日は遂に、ACMの近所のドブにいると噂のザリガニを発見しました。子供たちの釣り場になっているとは聞いていたのですが、入社以来一度も見たことがなく、突然の出会いに慌てて写真を撮りました。いい年をした大人がドブに向かってシャッターを切る姿は、通りがかりの人にとってさぞかし不審だったと思いますが、幸いにも呼び止められることはありませんでした。
さて今日は、「フランス出張その13 引抜成形によるコイルスプリング」というお話です。
少し戻って、再びJEC Europeの話になりますが、なにせサッカー場の8倍にも及ぶ広い会場(50,000m2)に1000社以上の企業が出展しているために、3日間だけではとても全ての展示を見切ることは出来ませんでした。
こうなると、たいていあとから「あー、それ見逃した!」という展示が出てくるわけで、最近届いた冊子「JEC magazine」を読んでいたら、Thomas Technik社の引抜成形によるスプリングが目に留まりました。
引抜成形は、価格が高いといわれるCFRPのなかでも、型や設備さえ準備出来れば比較的製品コストが抑えられる方法といえます。しかし、真っ直ぐで同一断面形状のものしか出来ない(例.パイプ、アングル、棒材など)のが一般的です。
ところがTomas Technik社は2010年のJEC Showより3次元形状の引抜成形を発表し続けており、例えばコイルスプリングも作れるそうです。同社の公式HPを見ると、断面がコの字になったスプリングも見ることが出来、大変興味深いです。
これまで自分が持っていた引抜成形のイメージを超える製品が展示されていたのではないかと思うと、見ておきたかったなぁというのが正直な感想です。次回は見逃さないよう似せねば!
CFRP製品にご興味・ご関心のある方、ぜひ一度弊社へお問い合わせ下さい。
「CFRP 加工」のエーシーエム