こんにちは。CFRPと関係ない話で申し訳ありませんが、週末に念願のジンベイザメを見に行きました。写真を整理次第、皆様にその様子を公開する予定です・・・早ければ明日にでも!

さて今日は、「負けるな日本!世界各地で活発な産学連携」というお話です。

久々にニュースをピックアップします。

Boeing, TenCate, Fokker open new thermoplastic composites lab (Composites World)
ボーイング社、テンカテ社、フォッカー社、そしてトゥウェンテ大学による熱可塑性複合材研究センターがオランダのエンスヘーデにオープンするようです。生産性の向上を目指し、航空業界もやはり熱可塑性複合材の研究は外せないでしょう。

日本の炭素繊維メーカーは世界シェアのおよそ7割をとっているものの、これはあくまでも川上の素材販売の話で、川中以降の生産・成形加工技術では欧米に遅れをとり、決して世界一とはいえません。日本の各メーカーが個々に研究センターを設立して努力されているとは思いますが、欧米の活発な産学連携を見ると、ますます置いていかれるのではないかと不安になります。

この国際競争力低下を懸念し、名古屋では、日本初となる複合材製造技術の実証・評価の研究開発拠点「ナショナルコンポジットセンター整備事業」が進んでいます。2013年4月稼動予定とのことですが、各大学・メーカーが協力し、川上・川中・川下産業の連携を高めることで、日本の「国力」を世界にアピール出来る成功例になってほしいと願います。

CFRP製品にご興味・ご関心のある方、ぜひ一度弊社へお問い合わせ下さい。

炭素繊維強化プラスチックを材料設計から一貫した製品作り
CFRP 加工」のエーシーエム

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