2/7(水)~2/9(金)は、テクニカルショウヨコハマ@パシフィコ横浜に出展しておりました。
「メイドインつづき」の一小間をいただきましたが、通り沿いには参加企業の製品を集合展示したり、映像を流したりと、ブース装飾に力を入れていたようでした。
ACMのCFRPhone(写真右)も展示していただきました。
ACMのブースはこんな感じです。
このブースで流れていた動画はこちらからご覧いただけます。
「メイドインつづき」の動画はこちら>
CFRP製品にご興味・ご関心のある方、ぜひ一度弊社へお問い合わせ下さい。
炭素繊維強化プラスチックを材料設計から一貫した製品作り
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CFRP 加工」のエーシーエム
8月下旬以降、バッタを見る機会が減り、それにつられてブログを更新する機会もめっきり減りました。
虫の話ばかり書いて、ちっとも営業活動をしていないので、たまには仕事に関するご報告です。
先週の9/13(水)~15(金)まで、東京ビッグサイトにてエヌプラスに出展していました。
CFRPhoneを覚えていてくれた方、ウクレレに感動してくれた方、振動減衰モデルをじっと眺めてくれた方・・・など、お立ち寄りいただきました皆様、ありがとうございます。
次回は、11/29(水)~12/1(金)にて、東京ビッグサイト東7・8ホールにて行われる先端材料技術展に出展いたします。場所が東1~6ホールから離れてしまい、少々集客に不安ではありますが、複合材料に関する様々な展示がありますので、皆様ぜひお越し下さい!
CFRP製品にご興味・ご関心のある方、ぜひ一度弊社へお問い合わせ下さい。
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こんにちは。
先日ご紹介しました(詳しくは『「新しい建築の楽しさ2016」展のご紹介』参照)、京橋のAGC Studioにて開催しております「新しい建築の楽しさ2016」展の後期展示の様子が届きました。
(写真提供:takayuki.bamba+associates
撮影:高木康広氏)
展示物が変わり、会場の構成も変わっています。
そう、実はCFRPロッドで作られた展示台の数が増えています!
CFRPの展示台は大・中・小の3種類あり、特に大の存在感はインパクトありますねー。
CFRPの剛性や張力をうまく活かして作られた展示台です。
後期は3/4(土)までの開催となりますので、お越しの方は模型だけではなく、ぜひ展示台にもご注目下さい。
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炭素繊維強化プラスチックを材料設計から一貫した製品作り
ごぶさたしております。
今日はCFRPが使われている企画展のご案内です。
東京の京橋駅すぐにある旭硝子社ショールームのAGC studioにて、「新しい建築の楽しさ2016」展が開催されています。
若手建築家の方々の最新プロジェクトに関する模型が展示されているのですが、それが展示されている台には何とCFRPが使われているのです。
(写真提供:takayuki.bamba+associates)
製作および会場構成は建築家のバンバタカユキ氏が担当し、ACMはこれに使われたCFRPの協力をしています。
細いCFRPロッドを格子状に組むことで、大きな什器でも軽やかな存在感を醸し出しています。
企画展は、前期が12/27(火)まで、後期が1/10(火)~3/4(土)まで開催されています。
よろしければぜひお立ち寄り下さい。
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音板の長さは同じなのに、なぜ音色が変わるのか・・・?
前回のCFRPhoneの解説の続きです。
(前回の話は「動画公開!木琴でも鉄琴でもないCFRPhoneの音色」を参照)
音は、空気の振動で生まれます。
木琴、鉄琴、そしてCFRPhoneでは、音板を叩いて振動させることで、音が出ます。
その振動は、音板がもつ固有の振動数(いわゆる固有振動数)で決まります。
音色を変えるためには各音板のもつ固有振動数を変える必要があります。
各音板の材料を同じとした場合、固有振動数を変える方法としては
1.質量を変える
2.剛性を変える
です。
板の長さを変えれば質量も変わりますし、板厚を変えれば質量も剛性も変わりますので、音が変わります。
木琴や鉄琴の場合、音板の長さを変えることであの「ドレミファソラシド~♪」が鳴るように出来ています。
ではなぜ、CFRPhoneは音板の長さが同じなのに、音色が変わるのでしょうか。
実はすでに前回の記事に理由を書きました。
「音板の弾性率を変化させることで、板の寸法を変えずに固有振動数を変えている」からです。
つまり、上で紹介した固有振動数を変える方法の「2.剛性を変える」にあたります。
剛性は、ものの材質と断面形状で決まります。
材質が同じなら、剛性は同じ・・・と考えるのが普通ですが、CFRPはそこが違うのです。
材質は同じ「CFRP」でも、高強度の炭素繊維を使ったCFRPや、超高弾性率の炭素繊維を使ったCFRPでは、剛性が全く異なります。
使用する炭素繊維だけでなく、その繊維がどの方向にどれだけ入っているかでも剛性が変わります。
要するにあのCFRPhoneは、音板が特定の固有振動数を持つように、材料そのものが設計されています。
そうすることで、見た目は同じ板でも、違う音が鳴るように出来ているのです。
ちなみにCFRPhoneは2オクターブ半まで音が出ます。
一番高い音と低い音の剛性の差はどのくらいあるのか・・・?
これまた長くなりそうなので、次回に持ち越します。
どうぞお楽しみに。
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遂にYouTubeでACMのチャンネルが出来ました。
というのも、源さんから
「先日フランスでプレゼンした動画をアップしてほしい」
という依頼が来たからです。
(詳細は、「パリで”CFRPhone”演奏しました!」をご覧下さい。源さんのブログ、久々の更新ですね!)
そんなわけで、そのときの映像がこちらです。
この楽器の一番のポイントは、
「音板の長さも厚みも同じなのに、音色が変わる」
ということです。
木琴や鉄琴は音が高くなるにつれて音板が短くなるのに、なぜCFRPhoneは長さが変わらないのか・・・?
理由は、
「音板の弾性率を変化させることで、板の寸法を変えずに固有振動数を変えている」
からです。
解説すると・・・長くなるので次回に持ち越します。
どうぞお楽しみに。
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今日はホワイトデーですね。
昨日、横浜のデパ地下に行ったらめずらしく男性で大賑わいでした。高校生の男の子たちが、有名チョコレートメーカーの小さな袋をひとつ手に提げて歩いている姿は、微笑ましいなぁと思う一方、最近の高校生はお金持ちだなぁとも思ったり・・・本命の女の子のために頑張ったのでしょうか!?
お金持ちといえば、少し前になりますがこの話題。
LFAと同素材の”ランドセル”が15万円で登場。これであなたのお子様もLEXUSオーナー(ギズモード・ジャパン)
炭素繊維がとうとうランドセルに登場です。「リアルソフトカーボン」が具体的に何の樹脂と炭素繊維を使っているかは不明ですが、何はともあれ15万円のランドセル!子供の持ち物にしてはかなりの高級品ですね。保護者の方のカバンよりも高級なのでは・・・というのは庶民の意見でしょうか。LEXUSをお持ちのご家庭なら、このくらいのランドセルはポンッ、なのかもしれません・・・。
個人的には、このランドセルのカラーバリエーションにあるピンクが気になります。公式カタログを拝見したところ、かなり濃いピンクのようですが・・・これに炭素繊維の黒がどうマッチングするのでしょうか。購入された方はぜひご一報下さい。
しかしながら、子供というものは親の思い通りにはならないもの・・・プレゼントした途端、
「僕(私)、フツーのランドセルがいいんだけど。」
というお子様(お孫様)の声が聞こえてこないことを願います。
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以前もご紹介した、源さんのCFRPhone(シーエフアールフォン。詳しくは「CFRPhone」の回を参照)。
木琴や鉄琴のように見えて、叩くところの板(音板)が幅も板厚も長さも同じなのに、音階が変わるところがこの楽器のすごいところです。
来週この楽器はなんと源さんと共にフランスへ旅立ちます。
というのも、来週はパリでSAMPE EUROPEのサミットがあり、源さんはそこで講演を行うからです。
ちなみにタイトルは「The Sound of Composites」!
演奏している姿の動画も撮って準備万端!!
講演当日は源さんの生演奏がありますのでどうぞお楽しみに!!!
(この日のために新曲を練習してきたようですよ!)
JECのコンポジットショーも開催されるので、コンポジット業界の我々にとっては年に一度の大イベント!
おみやげ話が楽しみですね~。
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こんにちは。本日は先週行われていた先端材料技術展の1コマをご紹介します。
源さん、CFRPhone(シーエフアールフォン)を発表!
木琴でも鉄琴でもない、CFRPで出来た楽器です。
木琴や鉄琴は音が高くなるほど音板が短くなるのが普通ですが、
このCFRPhoneは音板の幅も長さも変わらないのに音が変わるから不思議!
その秘密はまたの機会に。
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こんにちは。今日は晴れていたはずなのに、いつの間にか曇ってきてしまいました。
さて今日は、「複雑形状へ対応可能なUDプリプレグ」というお話です。
ずいぶん前のニュースですが、気になるので書いておこうと思います。
東レ、デザイン自由度の高いCFRPを製造できるプリプレグシートを開発(レスポンス)
http://response.jp/article/2015/03/06/245963.html
複雑な形状に成形しやすくなったUDプリプレグが出来ました、というニュースです。UDプリプレグといったら、平板やパイプなど、平らだったり真っ直ぐだったりする形状のものであれば問題ないのですが、大きなうねりのあるような面だったりすると追従出来なくてシワになったり樹脂がたまったりするので、複雑形状には使いにくいというのがこれまでの常識でした。
東レ社のホームページによれば、「UDプリプレグに特定のパターンで切込を挿入することで、一方向に所定の繊維長の繊維束が制御されて配列したシート」とのことです。繊維を切ってしまうと物性はどうなるのか気になりますが、同社によれば弾性率は従来のUDプリプレグ対比で同等、強度は80%以上を達成とのことで、これまで力学的特性に妥協せざるを得なかった複雑形状への展開が期待出来そうです。実用化されたら、一度実物を成形して評価してみたいですね。
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